あれから十年

イメージ 1
本日発売のRACERS Vol13は
’02 RC211Vです。

レプソルカラーの46番、懐かしいっス。

ヤマハやスズキがYZRやRGΓのフレームに4ストエンジンを載せる手法をとったのに対し過去にNRで敗北に等しい苦い思いをしたホンダが本気で開発したマシン。

今じゃ普通に4ストですがmotoGP初年度の’02は4スト・2スト混走の異種格闘技戦

あそこまで差がつくとは予想もしませんでした、最後の2ストのレースということもありもてぎへ見に行きましたが裏ストレートの立ち上がりでの差のつき方は衝撃でした
YZR500のノリックが限界まで頑張っても...どうしようもなかった、大治郎を最後に見たのもこのレースでした。

当時HRCのテストライダーだった故鎌田 学さんがSUGOでテストした記事を見たときの衝撃も覚えてます「マシン 小っちゃ!!」
って思いました、ドゥカティの916を初めて見た時の衝撃と一緒ですな。

でその鎌田さんがシーズン終わってからのインタビューで
「テスト段階で2スト勢が苦戦するのは分かってました、だから2ストであれだけ活躍した大治郎やカピロッシ・バロスは賞賛に値する」って語ってました。

あれから十年、motoGPマシンは格段に進化し電子制御のオバケになりました、
今年から1000ccになりますがそろそろ電子制御やらを制限したほうがいいような気もします。

今シーズンから2ストが消えて全クラス4ストに移行します、チャンバー音が聞けないのはやっぱ淋しいですね。

次号のRACERSは ’04 YZR M-1 
ロッシがヤマハで最初に乗ったマシン、これまた楽しみです。