田舎行ってきた。

この前の土日で福島の田舎に行ってきた
この時期に田舎に行ったのは何十年ぶりだろう

7人兄弟の母親の一番上で唯一の男で長男の叔父が
先週の火曜日の夜に亡くなった
93歳だったので大往生だと思う

昨年の暮れにインフルエンザにかかってから
今年に入って入退院を繰り返していたけど
年は越せなかった。

子供の頃から優しくして本当に良くしてもらった
怒ったところを見たことがない

小学生の頃は夏になるとお盆に家族で帰省していたので
よく車に乗せて買い物とかに連れて行ってもらった
正直、父親の田舎に泊まった記憶はほとんどない
母親の実家に泊まった思い出はいくらでもある。

高校生になって夏休みになると
一人でいわきの従兄弟の所に行ってそのまま田舎によく行っていた
車の免許がなかったので駅まで叔父に迎えに来てもらったり
父方の実家まで乗せていってもらったりと本当に良くしてもらった
高校生になっても帰り際には「アイスでも買って食べなさい」と
必ずお小遣いをくれた。

社会人になってあまり田舎に行く機会が無くなったけど
行くたびに笑顔で迎えてくれた
「早く結婚しろ」なんてよく言われた

ここ数年はたまに田舎に顔を出していたけど
その時も「泊まっていくんだろ?」と言ってくれてた

年内もつかどうかなんて言われてて覚悟はしていたけど...

10月の終わりに田舎に行ったのもこれが最後かもしれないかと
思って母親を連れて会いに行った
随分と痩せてしまっていたけどオイラを見て笑ってくれてた
もうオイラと分かって無かったかもしれないけど
最後に会えてよかったと思う。

お通夜の前に納棺の儀があって叔父の柩の中に花を入れた時に
顔を見てやっぱり涙が出た
「ありがとうございました」としか言えなかった。

叔父の孫や小さなひ孫、甥っ子達も皆泣いていた
それを見たときにやっぱり誰にでも優しい人だったと改めて
思った。

土曜日は暖かかったけど告別式の日曜日は寒かった
昼頃は一瞬だけど吹雪いた

朝晩はめっちゃ寒かったけどやっぱり福島の星空は美しかったな
暖かくなったらまた田舎に行こうと思う今日この頃

その前に1月の終わりに納骨に行く予定