逝ってしまいました

少し落ち着いたので書こうと思います。

実家で飼っていた猫の天(てん)が先週の金曜日の午後に逝ってしまいました

うちに来て3年と数ヶ月、まだ4歳でした

前にいた猫が亡くなって半年ほど後にうちにきました
その時生後8ヶ月くらいだったと思います
前の飼い主がトイレの躾がうまくできずに粗相をして
里親に返されてしまっていた天を里親さんと知り合いだった妹が
引き取ってきました
最初は屋根裏部屋みたいな3階に籠を置いて放してましたが
警戒してこちらを威嚇しまくり、餌は人前では食べない
徐々に慣れて1ヶ月ほどで1階まで降りてきて餌食べるようになりました
最初に慣れたオイラには特に懐いてくれてオイラ以外は抱っこさせませんでした。


2ヶ月ほど前から舌を出しながら咳き込むことがたまにありましたがそれ以外は元気だったので様子を見てました
1ヶ月ほど前急に元気がなくなり鼻水も出ていたので
病院に連れて行くと風邪ではないかとのことで注射打ってもらって様子をみましたが3日後くらいにはまた元気がなくなる、3日おきに病院に連れて行ってましたが良くなったり悪くなったりであまり進展がないので血液検査とレントゲンを撮ってもらうと肺炎とのことで入院

入院した日と翌日は酸素室で元気にしてましたがそのあとはまた良かったり悪かったりで膠着状態でした、毎朝仕事の前に病院に寄って顔を見てから仕事に行ってました

先週の木曜日は調子がよく餌も全部食べたので安心してましたが
翌日の朝は餌も少し食べてましたが反応がイマイチで元気がない感じでした
帰り際にみた天の目がいつもと違って寂しそうと言うか生気がちょっと弱そうな感じだったので嫌な予感がしてましたが
そのまま仕事に行くと昼過ぎに母親から連絡があり天の調子が悪く病院から連絡があったとのことでオイラも仕事早退して病院に行くと天はちょっと呼吸が苦しそうにしてました。

15分ほど見てましたが呼吸も安定してきたので一旦家に帰って待機していると午後3時頃に病院から連絡があり天の呼吸が止まったので延命処置をするとのことで急いで病院に向かうと処置室のベッドの上で天が延命処置を受けてました、自分では呼吸できないしもう意識があるのかも分からない状態で数分見守りました
妹が帰ってくるまで3時間はあるしこのまま延命処置を続けるのは見ていられないので母親と相談して切ってもらうことにしましたもう十分苦しい思いもしたので可愛そうだったし。

切ってもらいオイラがいつも呼ぶようにアゴを鳴らして名前を呼ぶと反応してくれてオイラの方にこようと起き上がろうとして最後まで頑張ってくれました、オイラも母親も涙が止まらなかった、ちょっとだけ苦しそうにしたのでオイラが抱っこして用意された椅子に座って数分抱いていると最後は静かに息を引き取り短い生涯を終えました。

妹の都合もあったので月曜日の午前中にお寺に連れて行き火葬してきました。

土日と休みでしたが呆然としたまま過ごしました、もっと早く病院に連れて行けば良かったのかなと後悔しかない、今もまだ受け入れられない。
こんなに早くいなくなるとは想像していなかった、あと10年はいてくれるものだと思っていた

家にいた子達が亡くなるといつも思う、うちに来て幸せだったのかなと
うちの家族は天がいてくれて本当に癒せたし幸せだった。

天がいなくなった部屋はなんとなくがらんとしている、最近は棚の上に置いてあるカゴの中で寝るのがお気に入りだった
オイラの仕事用の冬物ツナギの上で寝ていた、ツナギは天の毛で毛だらけになっていたけど冬までは着ないのでまぁいいやと思って引きっぱなしにしてあったけど天が亡くなって母親が洗濯してしまった、見るのが辛かったのかな


オイラに特になついていて朝起きてから仕事に行くまでずっと触ってくれと横に居たり
仕事から帰ってくると車の音で分かるみたいで3階にいても2階にいてもお出向えしてくれた、トイレやお風呂にも一緒に入ろうとついて来たりしてた

こんな日常が当たり前だったけど今は家に帰ってももう天はいない
自分の部屋をあけてまず天がいた場所に目が行く
徐々に慣れて行くんだろうけどやっぱりさみしいし辛い

天が逝ってしまって残されたもう1匹も追いかけっこしていた相方がいなくなってちょっと寂しそう、天よりちょっとだけ若い猫だけど長生きしてほしいし天にも見守ってほしい。



しばらくは立ち直れそうもない

4年前と同じようにHideの「HURRY GO ROUND」が頭の中で鳴ってます。

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