逝ってしまいました。

ちょっと落ち着いたので書こうと思います
実家で飼っていた猫の雪(セツ)が
8月30日の朝逝ってしまいました。

うちに来て16年
2年前の8月に突然ふらついてもうダメかと思いましたが
注射したりで復活しましたがその時、腎臓が少しわるかったみたいです

あれから2年、夏が来るたびに夏を越せるのかと思ってましたが今年は...

7月の終わりまで全然普通でしたが8月に入ると調子が悪くなり2週間ほど前から餌を食べなく
なる時もあってどんどん体重が落ちていき先週の金曜日のお昼にちょっと食べてからは全然食べなく
なってしましました、母親が土曜日に妹が注射打ちにくるからそのあとは
多分大丈夫だと言ってまいしたが土曜日の夜実家に戻ると妹がいて
「注射打ったの?」と聞くと皮下脂肪に打つんだけど痩せすぎてもう可哀想で打てないとのこと
動物病院で働いていたこともある妹なので辛い決断だったと思います。

土曜日の夜中も怪しかったけど持ちこたえ日曜日もほぼ一日様子をみましたが辛そう、横になっても
目を閉じない、あれだけ寝るのが好きだったのに横になっても寝られないみたいで夜中も起きている。

日曜日も持ちこたえ月曜日の朝も膠着状態
月曜日の夜実家に行くと妹曰くもうやばいとのこと
もう自分で移動も出来なくなってました。

火曜日の朝6時頃起きると妹と母親が話していてもう意識もなくなっている感じ

親父が仕事に行く前に声をかけると最後の力を振り絞って2回小さく鳴きました
母親も妹もビックリ、隣の部屋でオイラも聞いてましたが驚きました
毎朝親父が仕事に行くときには母親に抱かれてお見送りして
親父やオイラが帰ってくると車の音でわかるのか玄関でお出迎えしてくれてましたから。

親父が出かけてすぐに1階に連れてきてオイラも1階に行くと
痙攣し始めてそのまま逝ってしまったかと思ったら咳き込む様な感じで一瞬蘇生した感じでしたが
そのあとも数回咳き込みながら呼吸してましたがもう意識はなかったと思いますが心臓だけは頑張ってました
オイラも妹も「もう頑張らなくていいんだよ」と声をかけながら体をさすってました
もう楽になって欲しかったし涙が止まらなかった。

そして午前6時半頃
静かに16年の生涯を終えました
「よく頑張ったなセツ お疲れさまでした 本当にありがとう」
としか言えなかった。

最後はこの2年間一番面倒を見ていた母親、結婚しても週2,3日は注射打ちにきたりしていた妹
微力ながら色々と手伝っていたオイラの3人に看取られ安らかに逝きました
親父が出かけて10分後くらい
きっと親父が出かけるのをわかっていて最後の力を振り絞って鳴いたのかな。

最後を看取れてよかったと思います、誰も居ないときや夜中に一人で逝くのは寂しいだろうと思っていたので


そのまま仕事に行きましたが1日が長かった

翌日の水曜日、お寺に連れて行き火葬してきました。

16年前に飼っていた犬がいなくなって今と同じような気持ちで過ごしていた2ヶ月後くらいに
妹が当時の職場の駐車場に捨てられていたのを連れてきて16年、あっという間でした

本当に癒されました、オイラが事故って退院して実家に戻った時にも癒されたし救われました。

うちに来て幸せだったのかな、幸せだったと思いたい
少なくてもうちの家族は2匹がいてくれて幸せでした

今頃先に行ったもう1匹とじゃれているかな


命あるものいつかはとは思ってましたがやっぱり寂しいです
いつもいるのが当たり前だったのに今は居ない...

でもどこかでホッとしている感じもある、もう心配しなくてもいいのかなと


実家に帰っても目でセツを探してしまう
セツが使っていたエサ入れや水入れやコップ、トイレが片付けられているのをみると切ない
でも片付けた母親はもっと辛かったんだろうな。

16年前に味わった喪失感をまた味わうとは思ってなかったな
2年前に具合が悪くなってからたまに「お前はいつまでうちにいてくれるんだい?」と聞いても
セツは不思議そうな感じでオイラを見てました。



しばらくは凹んだまま過ごすと思います
予定も色々とありますが。

16年前もそうだったけど
Hideの「HURRY GO ROUND」が頭の中で鳴ってます。









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